看護って何だろう…？

近頃、頭の中をめぐっているのはこれ。
私は看護が出来ているのかな？
出来る出来ないで表すべきものではないのかな？
自分が行っていることにいまいち自信が持てないでいる。

10月5・6日と医局旅行に行った。
内分泌系の先生達、新人看護婦3人、薬剤師、
秘書、検査技師、看護助手、外来の受付さんの総勢25人。
旅行の感想は、「楽しかった！」の一言。
先生の意外な一面が見られたのは当然のことで、
その他、夜な夜な深〜い話が出来た。
仕事のこととは関係のない話ばかり。
私の場合、家に帰っても家自体が病院の敷地内だから、
仕事とプライベートの切り替えがうまくいっていない。
時折、岐阜から脱出して、
仕事を考えなくてもいい時間を作らないと精神的につらくなってしまう。
今回の旅行は、調子が下降気味のときであったし、
仕事で顔を合わせるメンバーではあったけれども、
仕事のことは忘れられたからとてもよかったと思う。

熊本までは名古屋から飛行機で行った。
乗り物酔いの激しい私が初日から一度も酔わずに過ごせていたのに、
最後の最後で気分が悪くなってしまった。
名古屋空港に着陸する時、
強風のため、何回か旋回してから着陸したのだが、
旋回はいいけど、高度を上げたり下げたりするもんだから、
そのせいでゲロリンチョな気分になってしまった。
新岐阜まで、当初の予定ではバスで帰ることになっていたのだが、
バスにはトイレがなく、どうしようもなくなったときに
逃げる場所がないと思ったので、
車で空港に来ていた研修医の先生に
寮まで送ってもらうことになった。

その先生とは実家が近くて、地元話でも盛り上がる。
私が精神的につらい状況にあることも知っている。
車の中で、いろいろと愚痴ってしまった。
でも、最後に行き着く結論は、
「僕はむっくちゃんはよくやってるほうだと思うよ。
　僕も頑張らねばと思いますよ」。
こう言われると自分がやっていることは
これで正しいのかなって少し自信がつく。
だけど、看護って何？の答えは見つからない。
もっともっと続けないと見えてこないのかもしれないけど。
このままで良いとも悪いとも判断がつかない今は、
ただずるずると仕事を続けていかなければならないけど、
早くその答えが見つかるように努力していかなきゃなと思う。